トレーサビリティ
Traceability

牛トレーサビリティ制度とは

国内で飼養された牛の肉には、牛の個体識別番号(又はロット番号)が表示されています。
個体識別番号により、その牛がいつ・どこで生まれ、育てられ、食肉処理されたかや、品種などが確認できます。

牛トレーサビリティ制度とは

1. 耳標装着

国内で飼養される、原則、すべての牛(輸入牛を含む)に、10桁の個体識別番号が印字された耳標が装着されます。

2. 牛の生産履歴のデータベース化

個体識別番号によって、その牛の性別や種別(黒毛和種など)に加え、出生から、とさつ・死亡までの飼養地などがデータベースに記録されます。

3. 個体識別番号の表示と記録

その牛がとさつされ牛肉となってからは、枝肉、部分肉、精肉と加工され流通していく過程で、その取引に関わる販売業者などにより、個体識別番号が表示され、仕入れ・販売の相手などが帳簿に記録・保存されます。

4. 追跡・遡及可能

これにより、国産牛肉について、牛の出生から消費者に供給されるまでの間の生産流通履歴情報の把握(トレーサビリティ)が可能となります。(購入した牛肉に表示されている個体識別番号により、インターネットを通じて牛の生産履歴を調べることができます。)

 

(独)家畜改良センターのホームページにアクセスし、個体識別番号を入力することで、その牛の情報をみることができます。
https://www.id.nlbc.go.jp/